井尻慶輔(福岡県)
大牟田線時代にこだわった旧塗装で試運転する315F。
‘14.5.22 西日本鉄道貝塚線 西鉄千早
我が国初の普通鋼によるモノコック軽量構造車として、昭和27年に登場した西鉄313形で、唯一残る貝塚線315Fが大牟田線時代の旧塗装に戻され、5月22日に貝塚~香椎花園前間を2往復する試運転が行われた。同車は来年1月24日の引退を前に最後の半年間を旧塗装で運行する予定となっている。車番の標記などは大牟田線時代を再現したものとなり、旧社紋も描かれているほか、撤去されていたサボ掛け具も前面中央に復活している。