185系

鉄道投稿情報局

【JR西】北陸新幹線W7系W2編成、金沢港に陸揚げ

JR西日本 2014.05.20
宮島昌之(石川県)
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貨物船から吊り上げられる12号車(グランクラス)。
‘14.5.17 金沢港(港内の公園より撮影)

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世界最大の洋上船舶書店「LOGOS・HOPE号」と奇跡の遭遇。
‘14.5.17 金沢港(敷地外公道より撮影)
 来年春の金沢開業が迫る北陸新幹線で使用されるJR西日本の新型車輌、W7系W2編成の一部6輌が、日立製作所笠戸事業所(下松)で完成し、所属基地の白山総合車両所へ向け貨物船3隻(1隻に2輌ずつ)で海路により輸送が行われ、5月16日に最寄港となる金沢港に接岸、翌17日に陸揚げ作業が行われた。今回輸送されたのはグランクラスを含む7号車~12号車とみられ、陸揚げ作業では朝からそれぞれの船に積まれた車輌や台車などを大型クレーン車2台で吊り上げ、大型トレーラーやトラック等に載せ替えた。この日は、偶然にも世界最大の洋上船舶書店として知られ世界中の港を巡っている、ドイツの「LOGOS・HOPE(ロゴス・ホープ)号」が日本に初寄港、長崎を経てちょうど金沢港に停泊中であったことや、イギリスの豪華クルーズ船「CALEDONIAN SKY(カレドニアン・スカイ)号」も入港したことから、港内で日本の新幹線車輌と異色のコラボレーションが実現、各船の見学者などを含め多くの人々や報道陣らが見守る中、作業が行われた。翌18日未明にはうち3輌が陸送にて白山総合車両所まで運ばれており、引き続き港に仮置きしている残り3輌の陸送や、追って1号車から6号車を積んだ貨物船も金沢港に到着するものと思われる。

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