宮島昌之(石川県)
車庫の役目の着発収容線庫とみられる建屋。
‘14.4.1 白山総合車両所
工場棟とみられる建屋(車体の検修場や塗装場、解ぎ装場)。
‘14.4.1 白山総合車両所
写真右奥の建物が管理部門などの事務棟とみられる。
‘14.4.1 白山総合車両所
来年春の金沢開業が迫る北陸新幹線で、JR西日本の新型車輌「W7系」の所属基地かつ新幹線車輌のメンテナンスを担う、JR西日本「白山総合車両所」が2014年4月1日(火)に開所した。同所は石川県白山市の北陸本線(松任~加賀笠間)に沿った場所に建てられ、主に車庫の役目のほか、定期検査(仕業、交番、全般)、修理、転削庫や車輌洗浄施設、保守基地も備わる、北陸では初めて、全国では4番目の新幹線総合車輌基地となる。外観で見た限りでは主要な建屋はほぼ完成し、新型車輌受け入れの態勢が整った模様で、点々と残工事が進められているものの、屋外に軌道保守用の車輌の姿も数輌見受けられるなど、営業運転とメンテナンス業務の開始に向け、着々と準備が進められている模様。