宮島昌之(石川県)
「花いろ」ラッピング2輌で運転。更にオリジナルを含めた2枚看板。
‘14.3.21 のと鉄道七尾線 田鶴浜
3月21日、のと鉄道七尾線で、臨時列車〈真名井のあかり号〉の運転と、NT127(穴水駅で静態保存)車内を会場とした「のと鉄道の思い出展」が行われた。これは、石川県などで甚大な被害をもたらした、「能登半島地震」の発生、そして復興から今年で7周年を迎えることと、東日本大震災など自然災害によって犠牲となられた方々を追悼する意味も込めて地元穴水町の夏のキャンドル・ライト&万燈会イベント「カフェ・ローエル」と、アニメ映画「劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME」がコラボして実現した、「真名井のあかり ~ライトダウン・キャンドルナイト in 穴水~」開催に合わせて実施したものである。臨時列車〈真名井のあかり号〉は、「花咲くいろは」 ラッピング2輌(穴水方よりNT201 +NT202)が使用され、七尾~穴水間を昼の便(往路)と夜の便(復路)の往復で、PRポスターのデザインを使用したオリジナルヘッドマークを含め2枚看板を掲出して運転された。一方、「のと鉄道の思い出展」では、旧能登線や七尾線(穴水-輪島間 部分廃止)の懐かしい写真やポスター、駅名標、ヘッドマークのほか、さらに現在好評運転中の、「花咲くいろは」ラッピング車輌に関連して、臨時列車急行〈ゆのさぎ〉の歴代ヘッドマークやRail Magazine誌協力によるNT202「花咲くいろは HOME SWEET HOME ラッピング」の作業風景の写真パネル展示も行われた。