宮島昌之(石川県)
作品そのものを活かした新”忍者ハットリくん列車”、只今参上。(写真の向きは氷見線基準で山側)
‘13.11.2 氷見線 越中国分―雨晴
初日はキハ40 2136とペアで”忍者ハットリくん列車”2連運転。(写真の向きは氷見線基準で海側)
‘13.11.2 氷見線・城端線 高岡
氷見線および城端線で運行されているラッピング車輌の”忍者ハットリくん列車”に、4輌目となる新しい車輌がお目見えし、11月2日(土)より運行を開始した。ラッピングされたのは、金沢総合車両所松任本所で全般検査を受け出場したキハ40 2090で、外装は白とレインボー(虹)カラーを基色に、手裏剣やハットリくんの「くるくるほっぺ」をモノグラム風に配置しているほか、生き生きと躍動的なキャラクター達が描かれている。今回は漫画(アニメ)作品の世界観をありのまま表現していて、これまで青が基色で沿線4市の観光資源紹介が主であった他の3輌とは、一線を画す車輌となった。また、車内も座席や天井などにキャラクター達のイラストが配置されている。今回のラッピングについては、これまでと同様、各沿線の自治体や商工会議所などでつくる「城端・氷見線活性化推進協議会」を中心に準備を進め、富山県氷見市出身の著名な漫画家、藤子不二雄(A)氏の協力を得て実現したものとみられ、同日の昼にはJR高岡駅で、沿線4市ほか来賓が出席して「出発式」が執り行われ、氷見線の537Dで初運行した。なお、地元報道によると同車輌は今後2017年(平成29年)頃まで運行予定。