大下秀幸(山口県)
DE10重連+サロンカーなにわの〈長門市号〉が美祢線を走破。
‘13.10.5 美祢線 厚狭―湯ノ峠
10月5日から6日にかけて、”サロンカーなにわ”を利用した団体臨時列車が、山口県内の山陽本線と美祢線、山陰本線で運転された。長門市観光コンベンション協会が鉄道の日イベントとして企画したもので、5日は〈長門市号〉として、新山口から山陽本線を西進し、厚狭から長門市まで美祢線全線を走破。長門市から山陰線を西進し、下関間を往復した。この日は長門市にゆかりのあるクジラの絵をあしらったヘッドマークが掲げられた。6日は〈萩・長門号〉として、東萩―下関間を往復運転。ヘッドマークは沿線特産品のイカの絵をあしらったものが掲出された。牽引機は5日の山陽本線がEF65形1134号機、美祢線と山陰本線の往路がDE10型1163号機と1514号機の重連。5日の山陰本線の復路と6日の全区間はDD51形1193号機で運転された。DE10形の重連がフル編成の”サロンカーなにわ”を牽引する珍しい運転が注目を集めた。