鈴木央文(大阪府)
2階建てではないものの、初代”あおぞら号”を彷彿させる。‘13.6.27 近畿日本鉄道大阪線 高安車庫(敷地外より撮影)
6月27日、近鉄大阪線高安駅構内にある高安車庫で、同車庫内にある高安検修センターに入場していた、明星車庫所属の12200系2輌(N31編成)が、初代”あおぞら号”復刻塗装をまとい姿を現した。この車輌は、団体専用車輌15200系”あおぞらII”を補充するために改造していた車輌で、今後15200系に編入、15200系の続番PN04(大阪上本町方から、モ15204+ク15104)編成となる。この塗装は、昭和37年から平成元年まで、修学旅行などの団体列車として活躍したオール2階建て車輌、20100系”あおぞら号”の塗装を再現した。再現された車輌は、2階建てではないものの、初代”あおぞら号”を彷彿させる。なお、平成25年7月7日に、初代”あおぞら号”(20100系)の復刻塗装車輌&”あおぞらII”ラインナップ撮影会ツアー(ツアーの申し込みは6月30日まで)も予定している。なお、この車輌の運用開始後、1編成しかない狭幅特急車、明星車庫所属の団体専用車輌18400系2輌編成(PK09編成)の去就が注目される。
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