宮島昌之(石川県)
初運行の”おでん・でんしゃ”。おでんや生ビール飲み放題、地酒などを車内で味わえる。‘13.3.9 北陸鉄道石川線 野町(構内隣接の踏切より安全を確認して撮影)
北陸鉄道石川線で、3月9日(土)に臨時”おでん・でんしゃ”が野町―鶴来間往復で運転された。
使用された車輌は旧京王電鉄3000系の7700系電車(モハ7701-クハ7711)で、事前に鶴来から臨時ダイヤでの送り込み回送により野町へ入線、参加者を乗せ出発している。
既報の通り、同石川線では例年夏場に”ビール電車”を運転しているが、”おでん・でんしゃ”は今回初めての運行となる。
特にヘッドマーク等の特別な掲出はなかったが、「前面表示幕」には鶴来からの送り込みの際には「回送」、野町駅出発時には「臨時」の文字を掲出している。
ここ最近の同車輌を使用したイベント列車では、”ビール電車”には大きな横断幕を、”妖怪きもだめし電車”にはヘッドマークをそれぞれ掲出していて、前面表示幕は使用していなかっただけに、今回「回送」や「臨時」を掲示している姿はとても珍しい光景となった。
同社サイトによると、早々に満席となり人気は上々の模様で、集合場所の野町駅には様々な年代の参加者が大勢集まり、”おでん・でんしゃ”の到着を待つ姿が見られたほか、外から車内を見たところ、法被を着たサービス係の姿や”おでん”と書かれた「赤ちょうちん」が飾ってあるのが見えた。
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