宮島昌之(石川県)
運転台側に転落防止設備が取り付けられた521系が登場。
‘13.1.15 北陸本線 東金沢
横方向から見た転落防止設備。
‘13.1.15 北陸本線 東金沢
金沢総合車両所所属の521系G06編成(クモハ521-11+クハ520-11)の運転台側左右に、転落防止用とみられる幌(柵)が取り付けられているのを1月15日(火)の440Mで確認した。同編成の足回りが綺麗であったことから、金沢総合車両所松任本所で検査を受けた際に取り付けられたものとみられる。
G06編成が同系で初めて取り付けられた編成かどうかは全て確認できていないが、先月12月の時点ではこのような521系の姿を見かけることがなかったことから、ここ最近登場したものと考えられる。
昨年秋、近畿エリアの223系に同様の設備が取り付けられた編成が登場し話題になったが、北陸エリアの521系にも安全策にともなう同様の取り組みが始まった模様だ。
また、現時点で試験的な扱いかどうか不明だが、今後、同所属の他のG編成や、敦賀地域鉄道部のM編成やE編成にも順次取り付けられるのか、また仮に取り付けが進んだ場合、2011年5月頃より始まった同様の理由による、4輌(6輌)編成での中間先頭車間の「前照灯点灯」の扱いが継続されるのか、今後の動向が注目される。