宮島昌之(石川県)
頑丈強固な印象のラッセルヘッドとその大きさには、同機の姿を見るたび改めて驚かされる。
‘12.11.20 北陸本線 東金沢―森本
11月20日(火)、富山地域鉄道部富山運転センター所属(糸魚川地域鉄道部糸魚川運転センター常駐)のDD16 304が、富山方面へ走行しているのを北陸本線東金沢―森本間で確認した。同区間の通過時刻から、おそらく金沢総合車両所松任本所を出場し、前記の常駐先あるいは所属先へ向かったものとみられるが、地元報道によるとJR西日本金沢支社管内でのラッセル車の試運転は11月1日(木)より各路線で既に始まっており、今回の走行がようやく検査を終えての試運転なのか、何らかの修理のため急遽臨時入場していたのかは不明。
なお、同機のラッセルヘッドに塗装の補修跡が見受けられたほか、今年8月の「松任本所一般公開」の際には、ラッセルヘッドが屋外に留置されていたのを確認している。
いずれにせよ各地から冬の便りが続々耳に入るなか、今冬も豪雪地帯を通る大糸線沿線での排雪任務にあたるとみられる同機の活躍に期待したいところだ。