宮島昌之(石川県)
富山県高岡市に続き、同砺波市の観光PRラッピング車輌が登場(写真は氷見線基準で海側)。‘12.11.5 城端線 高儀
キャラクターは、写真左手より”チューリ君”、”リップちゃん”、”ユズ香ちゃん”、”ユズ太くん”(写真は氷見線基準で山側)。‘12.11.5 城端線・氷見線 高岡(敷地外より撮影)
前面助士席側にも”チューリ君”、”リップちゃん”が描かれている。沿線4市を表現した四つ葉のクローバーマークは、前回の高岡市PR車輌と異なり、砺波市のオレンジ色(Tonami)が上向きになるよう、左90度回転させている点にも注目。‘12.11.5 城端線 高儀
城端線と氷見線向けの気動車、富山地域鉄道部富山運転センター所属のキハ47 1015にこのほど砺波市PRラッピングが施され、キハ47 25(高岡色)とペアを組み営業運転を始めた。
11月5日(月)、城端線の砺波駅ではラッピング車輌の「出発式」が330D到着にあわせ執り行われている(330Dは、さらにキハ40 2027(高岡色)が高岡方に連結され3輌編成で運転)。
これは既報の通り、両沿線の高岡、氷見、砺波、南砺各4市などでつくる「城端・氷見線活性化推進協議会」が各市の魅力を発信する目的で今秋より随時導入を進めており、今回第2弾として富山県砺波市の車輌が登場したもの。
デザインは、同市のイメージカラーとして咲き誇る花々をイメージしたオレンジを基色に、同市のイメージキャラクター、チューリップの”チューリ君”や”リップちゃん”、庄川ゆず(柚子)の”ユズ太くん”と”ユズ香ちゃん”をメインに、市内の観光地(チューリップ公園、庄川峡など)や、チューリップ、コスモスの花などの写真がラッピングされている。
また共通デザインとして、外装全体に4市の「市章(シンボルマーク)」をあしらっているほか、両サイドの車輌番号周辺には「城端むぎや祭」や「高岡大仏」など、4市の観光資源をシルエットで表現している。
なお地元報道によると、高岡市PR車輌と同様に今後約4年間(2016年頃まで)運行する予定とのことである。
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2012年10月12日 【JR西】城端線・氷見線に高岡市PR”あみたん娘”ラッピング車輌登場
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