宮島昌之(石川県)
再びビール列車に使用された”のとりあーな”ラッピングNT213。送り込みで利用客の待つ七尾駅に向かう。
‘12.8.25 のと鉄道七尾線 西岸
以前に当欄で、8月3日(金)の夕刻にのと鉄道で臨時”ビール列車”が運転されたことを報告したが、8月25日(土)の夕刻にも同列車が七尾―穴水間で往復運転された。使用された車輌は、前回同様”のとりあーな”ラッピングのNT213で、前回とは逆の七尾駅出発の列車であることから、事前に穴水駅から七尾駅まで臨時ダイヤにより送り込み回送されている。
前回運転の際には気付かなかったが、車内の穴水方運転助士席側付近に、大型のテレビモニターが設置されていて、おそらくカラオケ機器を積み込んでいたものと思われる。
なお、”のとりあーな”ラッピングには運行当初からヘッドマークを掲出していたが、8月3日(金)運転の”ビール列車”のほか、8月11日(土)の普通列車運転時に確認した際にもヘッドマークが掲出されていなかったことから、何らかの事情で既に掲出を取り止めたものとみられる。
既報の通り、”のとりあーな”ラッピングは側面だけラッピングが施されているため、遠方から正面向きで見た場合は通常車輌との見分けが難しく、写真撮影をする際などには、この点を頭の片隅に置いておきたいところである。
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