松岡宣彦(兵庫県)
暑い夏に涼を呼ぶ「風鈴電車」が今年もやってきた!
‘12.7.3 能勢電鉄日生線 日生中央
ヒマワリとアサガオを配した1733号車の車内。
‘12.7.3 能勢電鉄日生線 日生中央―山下
こちらはヒマワリにハイビスカスで南国ムードの1783号の車内。
‘12.7.3 能勢電鉄日生線 日生中央―山下
昨年夏から趣向を凝らした装飾電車が好評を得ている能勢電鉄だが、この7月2日から8月31日まで、夏の装飾を施した「のせでん夏物語『風に吹かれて』号」が運転されている。車輌は、御馴染みの3170Fではなく1753Fを起用。車内は、中間の2輌に風鈴を含めた装飾がなされている(双方の先頭車輌は一輪差し程度)。
C#1733の装飾は「ヒマワリとアサガオ」、C#1783の装飾は「ヒマワリとハイビスカス」で、風鈴の数も昨年夏よりも増加しており、一層涼しげな音色が楽しめる。
言うまでもなくヘッドマークも取りつけられ、ドア横には「風に吹かれて」のロゴが入った小さな風鈴のステッカーが、乗客を涼に誘う。
なお、この電車の運転開始に前後して、各駅には風鈴が下げられている。その一方で、能勢電鉄車輌と乗入の阪急車輌の一部に「祇園祭」のヘッドマークが取り付けられ、今夏も、「ヘッドマークの競演」が始まった。