宮島昌之(石川県)
まさかの青+オレンジ横帯〈しらさぎ〉編成を先頭に走る。
‘12.6.24 北陸本線 美川―加賀笠間
6月24日(日)に運転された特急〈サンダーバード15号〉(基本+付属編成 計12輌)で、付属編成(富山方3輌)が特急〈しらさぎ〉に使用されている付属編成(S編成3輌 金沢総合車両所所属)が連結されているのを確認した。撮影の時点では〈しらさぎ〉編成特有の青+オレンジの横帯に気付かず、直に付属編成の番号は確認できなかったが、金沢以東において折り返し運用である〈サンダーバード34号〉の運転台上のライトが白色であったことから、〈同15号〉の基本編成は所定683系4000番代のT52編成(同所属)が使用され、付属編成は途中、金沢駅で切り離されたものとみられる。
今回なぜ、〈しらさぎ〉編成が使用されたのかは不明だが、所定の付属編成が検査または修理等の理由で使用本数が不足していたとも考えられる。
付属編成とはいえ〈しらさぎ〉編成が関西エリアに入線するのは、団臨などの特別な機会しかなく、特に頻繁に特急を利用するビジネスマンやレイル・ファンなど、駅に停車している〈同15号〉を見た際、一瞬戸惑ったのではないだろうか。