長谷川智紀(東京都)
その差わずか30秒で走る2つの”East i”。
‘12.5.31 常磐線 北松戸
5月31日の午後、常磐線松戸―馬橋間でEF65 1118牽引のキヤE193系”East i-D”をE491系”East i-E”が300メートル程の差で追走する光景が見られた。これは千葉地区での検測を終え機関車牽引で新金線~常磐線~武蔵野線~東北線と回送される”East i-D”と、常磐緩行線の松戸以北を検測する”East i-E”の松戸場面での時刻がほぼ同時刻であったことから実現したものだが、残念ながら並走とはならず、やや離れて”East i-E”が追走という形になった。
”East i”同士のすれ違いは稀に発生するが、平行路線を同方向に僅差で走るのは極めて珍しいものと思われ、北松戸駅では数十人のファンが待ち構えていた。