宮島昌之(石川県)
検査や修理を行う建屋が特別に公開され、様々な催し物が行われた。
‘12.5.4 北陸鉄道浅野川線 内灘
赤幕「急行 内灘」や識別灯を点灯するなど普段見られないサプライズも。
‘12.5.4 北陸鉄道浅野川線 内灘
部品販売では旧型車輌の装備品などが販売された。
‘12.5.4 北陸鉄道浅野川線 内灘
2012年5月4日(金・祝)、北陸鉄道浅野川線の内灘駅構内で、初開催となる「2012あさでんまつり」が行なわれた。当日は雨の降る生憎の天候だったが、同日内灘海水浴場の砂丘で開催された「第24回世界の凧の祭典」を見に電車を利用した家族連れも含め、多くの来場客で賑わった。
同イベントでは駅隣接の留置線や検査作業棟が特別に公開され、モハ8802+モハ8812(元京王3000系第2編成 片扉車)を使用した運転席乗車体験、電車やバスの部品及びグッズの販売、鉄道模型の実演のほか、屋外ではミニ機関車乗車体験なども行なわれた。
また同編成内では写真展示が行なわれ、在りし日の旧型車輌や旧金沢市内電車、元京王3000系編成導入時の甲種輸送や搬入の様子、「ありがとう京王3000系~Forever~」をテーマに今も全国の私鉄路線で活躍する元京王3000系の仲間達の写真が展示されていた。
なお、イベントの名称にある”あさでん”は、地元沿線の住民や利用客が、日頃から浅野川線を親しみを込め”浅電”と呼んでいることに由来している。