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鉄道投稿情報局

【のと鉄道】”花咲くいろは”ラッピング列車登場

その他私鉄 2012.03.27
宮島昌之(石川県)
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穴水から西岸へ向け回送されるラッピング列車。途中、西岸駅で行なわれている出発式の進行にあわせ、同駅より約1km手前付近で時間調整とみられる運転停車を約10分間行っている。
‘12.3.24 のと鉄道七尾線 能登鹿島―西岸

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西岸駅では七尾市長やアニメ製作関係者を招いて出発式等が行われ、全国から集まった多くのファンにお披露目を行なった。
‘12.3.24 のと鉄道七尾線 西岸

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反対側から見たデザイン。穴水方は運転台にまで満開の桜が咲き乱れる。
‘12.3.24 のと鉄道七尾線 田鶴浜

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ヘッドマークにはキャラクターのほか、アニメに登場する湯乃鷺(西岸)駅とNT200形がデザインされている。
‘12.3.24 のと鉄道七尾線 西岸
 のと鉄道七尾線では全般検査明けまもないNT201に、昨年テレビ放映されたアニメ”花咲くいろは”のラッピングを施し、オリジナルヘッドマークを掲出して2012年3月24日(土)より営業運転を開始した。さらに昨年同線で実施されファンに好評だった、アニメ声優陣によるキャラクターの車内アナウンスもリニューアルのうえ、同車輌(一部の時間帯)限定で復活している。
 初日は西岸駅始発の臨時列車(往路:西岸―七尾、復路:七尾―穴水)が設定され、西岸駅では全国から祝福に集まった多くのファンへのお披露目として出発式が執り行われたほか、撮影タイムや車内見学、グッズ販売も行なわれた。また撮影タイムの中、先日営業運転を始めたばかりの、「永井豪キャラクターラッピング列車」を使用した下り列車と交換するシーンが展開された。
 今後、同車輌は普通列車の運用に逐次投入され、詳細な運行予定時刻は、のと鉄道の公式HPに掲載されている。また一部報道によると今年の5月ゴールデンウィークまで運転の予定となっているが、昨年から続くタイアップの盛り上がりは半端なく、延長の可能性も十分残されている。
 これにより、現在のと鉄道でラッピングを施したNT200形は合計4輌となり、同社所有の過半数を占めるまでになっている。
 なお西岸駅には4箇所に駅名標があり、そのうち昨年4月下旬より、上り線の穴水方1箇所を「湯乃鷺駅」に掛け替えているが、その後ファンからの要望により、桜が咲く今年の春まで掛け替えが延長されている。そして今回、さらに反対の下り線穴水方1箇所の駅名標も「湯乃鷺駅」に掛け替えられた。
 アニメに沿った光景が再現できるとともに、下り列車でもラッピング列車と一緒に撮影が出来るようにとの配慮があったものとみられる。
(C)花いろ旅館組合

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