宮島昌之(石川県)
DD15 15は全般検査明けから2度目の冬を迎えたが、まだまだ外観の塗装は綺麗なままであった。‘12.2.6 北陸本線 金沢
休車扱いのDD15 39。屋外留置が続き、傷みも目立ち少々痛々しい表情。‘12.2.6 金沢総合車両所松任本所(敷地外公道より撮影)
2月6日(月)、富山地域鉄道部富山運転センター所属のDD15 15が、金沢総合車両所運用検修センターから金沢駅構内に入線、その後富山方面へ向け出発した。
連日続いた北陸地方の大雪で同機も除雪に奮闘したものとみられ、6日になってようやく天候も落ち着いたためか、同機は一旦所属先の富山地域鉄道部富山運転センターへ戻ったものとみられる。
また、『Rail Magazine』2012年2月(341)号の記事「2012年排雪列車のすべて」の補足情報として、敦賀地域鉄道部所属のDD15 39は2010年夏までに金沢総合車両所松任本所に入場後、構内に屋外留置されたままの状態となっており、それ以来現在まで除雪の現場には出動していない。所属札は以前の「福井地域鉄道部」を表す「井」の札が差し込まれたままで、隣には白地の「休車」札が差し込まれているが、長年の間に「休車」の文字も薄れてしまっている。
まだ車籍は残っていると思われるが、キャブ上のライトも一部外されていることから、今後出動する姿を見られる可能性は薄いと考えられる。
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