目黒佳一(愛知県)
MLX01-901Aを先頭に小形山架道橋を通過する試験車輌。‘11.9.30 山梨実験線 リニア見学センター付近
去る9月30日、山梨実験線の先行区間18.4kmにおいて新実験線への延伸前最後となる走行試験が行なわれた。現行区間での走行試験は1997年4月に始まり、これまでの走行距離は累計約87.4万kmにも及ぶ。
最終日の30日は、東京方の車輌基地を起点に先行区間を4.5往復して走り込みを行ない、集まった人々にその勇姿を披露した。
JR東海によれば、今後は新実験線42.8kmへの更新・延伸工事に専念し、2013年度中には新実験線の工事完了を目指したいとしている。また、新実験線完成後はL0系での走行試験を予定しているため、現行の試験車輌の処遇についても気になるところである。
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