宮島昌之(石川県)
レイル・ファンの中で特に人気があったD15編成(写真手前)。‘11.4.20 金沢総合車両所松任本所(敷地外公道より撮影)
定期運用から引退した419系のうち、ダイヤ改正後も金沢総合車両所運用検修センター構内に留置されていたD06編成とD15編成が4月20日(水)に金沢総合車両所松任本所に入場、屋外留置された。
同日午前中に松任駅構内で回送待ちをしている富山地域鉄道部所属のDE10 1115の姿があったことから、金沢総合車両所運用検修センターから松任まで、自走ではなく同機牽引により配給輸送が行われたものと思われる。
このうちD15編成は、米原方先頭車に貫通扉や愛称表示器の跡が残り、クハネ581系からの面影を色濃く残す姿であることから、419系の中でも特に人気があった車輌である。
なお、「今日の一枚」でも作品が掲載されているが、引退した419系は続々と松任本所の構内に集まっており、一部は編成がバラされたり、昨年から運用離脱していたD09編成では既に解体作業も始まっていた。
現在入場中の419系のうち、外より形式番号が判別できたのはD03、D04、D05、D06、D09、D15編成で、さらに月光顔を含む2本の編成の姿が見られた。
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