増永祐一(神奈川県)
特別ダイヤで一部列車が運転再開。‘11.4.16 小田急電鉄江ノ島線 本鵠沼―鵠沼海岸 P:菊池 遼
“LSE”も臨時幕で運転。‘11.4.16 小田急電鉄小田原線 新宿―南新宿 P:森 康平
運転再開したロマンスカー。〈あさぎり〉1号。‘11.4.16 小田急電鉄小田原線 愛甲石田―伊勢原 P:大野 亨
50000形の側面に貼付された「がんばろう 日本」。箱根路からエール。‘11.4.16 小田急電鉄小田原線 新宿 P:増永祐一
東北地方太平洋沖地震に伴う「計画停電」の影響で運転を見合わせていた小田急電鉄の特急列車は、4月16日(土)より臨時ダイヤにて運転を再開している。
同日時点では、特急列車は平日が14往復、土曜・休日が22往復の運転で、行先に関わらず列車名は〈臨時〉となっている。車輌は箱根湯本発着には50000形”VSE”と7000形”LSE”が、小田原発着には60000形”MSE”と30000形”EXE”が、片瀬江ノ島発着(土曜・休日のみ運転)には60000形がそれぞれ充当されている。
また、御殿場線直通の〈あさぎり〉(〈臨時〉ではなく)も、20000形”RSE”とJR東海371系により、1往復ずつ運転されている。
上記のダイヤは同28日(木)までの予定で、今後の特急列車の運転計画は、電力供給状況により短い周期で順次発表される模様。
街中では「がんばれ日本」などといった復興にちなんだキャッチフレーズを多々見かけるが、小田急ロマンスカーでも各編成には「がんばろう 日本」のステッカーが、同日以降半年間の予定で貼付されている。なお、同日運転分に限り〈あさぎり〉を除く各特急列車の特急料金は、東北地方太平洋沖地震の被災者への義援金として、日本赤十字社を通じて寄付されることになっている。
事業者別
月別アーカイブ