原 将人(北海道)
DD51を2輌連結し、三重連スタイルでの粘着試験。‘11.1.24 函館本線 札幌貨物ターミナル(跨線橋より撮影)
編成はHD300-901+DD51 1090+DD51 1080。‘11.1.24 函館本線 札幌貨物ターミナル(跨線橋より撮影)
実際の入換作業でのデータ計測も実施。‘11.1.31 函館本線 札幌貨物ターミナル(敷地外より撮影)
オイルターミナル線での入換風景。‘11.1.31 函館本線 札幌貨物ターミナル(跨線橋より撮影)
1月下旬から2月頭にかけて、札幌貨物ターミナルにおいて次世代型ハイブリット入換機関車HD300形の耐寒耐雪試験が実施された。
バッテリー駆動を併用する初の機関車ということで、寒冷地でのバッテリー性能のデータ収集、積雪時の粘着性能のチェック、実際の入換に用いてのテストなどが行われた模様だ。
積雪時の粘着性能チェックでは、鷲別機関区所属のDD51 1090+DD51 1080の2輌を死重として連結。係員がスコップでレール上に雪をまき、DD51の制動力を変化させることで引き出し加重を増減し、発進時の粘着力を繰り返し確認していた。
粘着性能試験後は実際の入換仕業に投入、ターミナル内で貨車の入換を行いながら各種データ計測が実施された。理由は定かではないが、27日にはナンバープレートが取り外され、ナンバーなしの状態での運用という珍しいシーンも見ることができた。
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