増永祐一(神奈川県)
三峰口で開催された「秋フェス」にあわせて実施された蒸電運転。‘10.11.13 秩父鉄道 白久―三峰口 P:綿貫勝也
今年も三峰口駅構内で開催された「秋フェス」。‘10.11.13 秩父鉄道 三峰口 P:福田智志
引退記念のヘッドマークを掲出した1012編成。復路は臨時急行として運転。写真は入換運転の様子。‘10.11.13 秩父鉄道 三峰口 P:増永祐一
スカイブルーと関西色の並び。どちらも秋フェスのHMを付けていた。‘10.11.13 秩父鉄道 三峰口 P:福田智志
11月13日(土)、秩父鉄道では「創立111周年記念秋フェス inみつみねぐち」を開催し、その一環としてSL急行列車〈パレオエクスプレス〉が先頭C58 363、次位に電気機関車デキ505の「蒸電運転」の形態で運転された。
先頭のC58 363は、デフレクターが前月に一度お目見えした門鉄デフ「K-9」タイプ(C58 112のタイプ)が同日より再び装着された。ナンバープレートは10月30日の運転時より原型タイプに替わっており、この門鉄デフと原型ナンバープレートの組み合わせは、今回の運転が初めてとなる。
次位のデキ505は、今春の検査出場の際に茶色塗装となり、5月に行われた広瀬川原車両基地のイベントにて披露されて以来貨物運用に充当されているが、C58との組み合わせとはいえ、旅客営業列車に充当されたのは茶色塗装となってからは初めてである。
沿線の紅葉が見頃を迎えたのと、めったに見られない重連運転とあって、今年最も集まったのではないかと思われるほど多数のレイル・ファンが沿線を訪れ、また三峰口駅での「秋フェス」も親子連れを中心に賑わっていた。
なお、12月をもって引退が決定した1000系1012編成には「1012F FINAL」と書かれたヘッドマークが掲出され、「秋フェス」開催に伴う臨時運用に充当された。
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