宮島昌之(石川県)
近鉄27トン動車を筆頭にズラッと並んだ懐かしの車輌たち。
‘10.9.5 氷見線 伏木 P:宮島昌之
巨大なバラスト散布ホッパ車ホム1。
‘10.9.5 氷見線 伏木 P:宮島昌之
加越能鉄道色に塗り替えられた元万葉線デ7052。
‘10.9.5 氷見線 伏木 P:佐野 徹
復元作業中の元北陸鉄道金沢市内線モハ2202。
‘10.9.5 氷見線 伏木 P:宮島昌之
解体の危機を逃れ保存された元静岡鉄道清水市内線モハ65。
‘10.9.5 氷見線 伏木 P:佐野 徹
元ひたちなか海浜鉄道ケキ102が運転された。
‘10.9.5 氷見線 伏木 P:佐野 徹
9月5日(日)、富山県のJR貨物伏木駅構内伏木ヤード跡にて「伏木ヤードまつり」が開催され、厳しい残暑の中、多くのレイル・ファンや家族連れが訪れ賑わった。このイベントは、主催者の(株)ジェイアール貨物・北陸ロジスティクスおよび金沢市電2202保存会が修復整備を手がけこのほど完了した元ひたちなか海浜鉄道のディーゼル機関車ケキ102の試運転に合わせて、ヤード内で修復や保管管理されている他の保有車輌の展示が行われたもの。展示会場では元万葉線、元北陸鉄道金沢市内線、元静岡鉄道清水市内線の各電車や、協三20トン動車、除雪ロータリー車が展示されたほか、デモンストレーション線ではディーゼル機関車ケキ102の体験運転や除雪ロータリー車のデモ運転が行われた。なお、筆者は時間の関係で見られなかったが、北陸鉄道石川線で使用されたバラスト散布ホッパ車ホム1や近鉄27トン動車を使用したデモ走行も行われた模様だ。また、JR貨物ならではの鉄道グッズ部品販売やミニSLの走行なども行われた。
これらの車輌のうち、一部は今後所有者の元へ引き渡されることから、ふたたび同規模で車輌が集まるのは二度と無いと思われ、主催者の発表の通りまさに「一日限りの夢の祭典」となった。