橋本浩志(兵庫県)
国鉄特急型同士が並ぶ珍しい光景。
‘10.8.18 東海道本線 茨木
毎日運転される特急〈雷鳥〉8号・33号と特急〈文殊〉だが、夕方の茨木駅では特急〈雷鳥〉33号の送り込み回送列車と特急〈文殊〉の送り込み回送列車とが並び、どちらも回送ではあるものの国鉄特急型同士の並びが毎日展開されている。先に向日町操を回3071M(特急〈文殊〉の送り込み)が発車し、茨木駅で退避。そのあとに向日町操を発車する回4033M(特急〈雷鳥〉33号の送り込み)が、茨木駅で退避中の回3071Mを追い抜き、国鉄特急型同士の並びが見られる。余談だが、回4033M(4033M)は大阪駅でも特急〈はまかぜ〉4号と並び、ここでも国鉄特急型同士の並びが実現する。
回4033Mは、3月のダイヤ改正での〈雷鳥〉の本数減便によって誕生したものであるが、来年の3月のダイヤ改正では〈雷鳥〉自体の廃止が決定しているため、国鉄特急型同士の並びが見られるのも来年3月までである。
ちなみに、回3071Mの方は、回4033M以外にも特急〈サンダーバード〉26号や新快速とも並ぶ。