増永祐一(神奈川県)
2輌目がAT-351。通常はこのスタイルで運転される。
‘10.2.6 会津鉄道会津線 芦ノ牧温泉
AT-351を2エンド側から。写真右側にポストが見える。
‘10.2.6 会津鉄道会津線 芦ノ牧温泉
運転席のある1エンド側から。見た目にも楽しいデザイン。
‘10.2.6 会津鉄道会津線 芦ノ牧温泉
AT-351の外装に採用されたデザイン案は同車車内で展示。
‘10.2.6 会津鉄道会津線 AT-351車内
『Rail Magazine』2010年3月号の153ページで紹介されていた、会津鉄道の新型トロッコ車輌・AT-351が、2月6日(土)に営業運転を開始した。昨年11月に引退となったAT-301と同様、展望車輌”風覧望”のAT-401と、お座敷車輌”会津浪漫”の中間に連結され、〈お座トロ展望列車 会津浪漫号〉として、会津田島―会津若松間で運転されている。
運転時、同車は長いトンネルに入ると照明を落とし、天井部のポスターと車内各所に付けられた「猫の足跡」が光るという演出があり、また2エンド側には郵便ポストが設置され、郵便物を投函すると特別デザインの消印が押されて配達されるという。
昨年12月20日、同車は大雪に見舞われた中での甲種輸送で会津入りしたが、デビュー当日はそれを上回る雪の降りようとなった。そんな同車ではあるが、今後の活躍に期待したい。