梅園貴史(大阪府)
「レールウェイフェスティバル」の撮影会では、普段乗り入れることのない神戸線所属の7023F6連が使用された。
‘09.11.3 阪急電鉄嵐山線 嵐山
高速神戸からの嵐山行。直通臨時運用のあと折り返し桂までの嵐山線運用に就く神戸線所属の7017F×6連。
‘09.11.3 阪急電鉄嵐山線 上桂
阪急電鉄では高速神戸や宝塚から行楽客輸送のため、土日を中心に京都の嵐山へ、秋の直通臨時列車を午前と午後に各方面へ1往復ずつ運転中だが、3日には嵐山駅で「レールウェイフェスティバル」が行なわれ、その一環でレイル・ファン向けのイベントとして、車輌の間合いを利用した撮影会が開催された。使用車輌は、宝塚―嵐山間の直通臨時列車に使用され、嵐山駅で夕方まで留置中だった神戸線所属の7023F6連。普段はなかなか見られない行先表示幕や、乗り入れが廃止された須磨浦公園の幕などが表示され、賑わいを見せていた。
また、車輌の間合い運用として、嵐山線の嵐山―桂間の普通列車としても一部使用されている。興味深い所では高速神戸―嵐山間の直通臨時列車に使用された神戸線所属の車輌を使用し、午前中の嵐山→桂で普通列車の運用をこなし桂車庫に入庫するダイヤとなっている。
なお神戸線の車輌であるため『桂』の表示幕がないことから、正面窓下に簡易の行先板を表示して運転している。