杉田 仁(兵庫県)
いにしえの京都駅を彷彿とさせる編成だ。
‘08.11.7 山陰本線 京都
11月7日(木)の京都駅に23:10発松江行、夜行急行列車が0番線に佇んでいた。これは山陰本線安来―松江間開業100周年を記念してJR西日本が企画した「だんだん」シリーズの一つ、急行〈だんだん山陰〉である。DD51 1183+14系4輌の編成は共に宮原総合車両所の所属。過去に走っていた〈山陰〉にもちなんだという。新駅になれど、編成はまさに「あの時の夜行列車」であった。中には通勤客からも「懐かしい」との声も聞こえてきた。
なお復路は昼行急行として松江9:36発で設定され、余部橋梁も日没前の通過となるなど、本列車を企画された関係者の方々に頭が下がる思いでいっぱいだ。