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鉄道投稿情報局

多くの利用者で賑わう氷見線の雨晴駅

JR西日本 2026.04.14NEW

宮島昌之

 

雨晴駅は瓦屋根白壁が特徴の木造駅舎。時間帯によるのだろうが、駅前は頻繁に利用客の出入りがあり、プライバシーに配慮しつつ駅舎の撮影のタイミングを図るのが難しくなったのは、これまで経験がない。

お昼前、氷見行きの下り列車を降りた利用客が、列をなして改札口へ進む。

昼頃、絶景の立山連峰の姿を横目に高岡行きの上り列車を待つ利用客。中には朝から午前中に雨晴海岸へ訪れた客もいらしただろう。

既報の通り、氷見線と城端線の全駅で「ICOCA」など全国交通系ICカードによる利用が可能となった。撮影の日もIC改札機に「Suica」をタッチして利用する客も見かけた。なお、これまで通り出札口で係員による乗車券の発売は継続している。

海側の上り2番ホームに設けられた展望デッキ。富山湾や松林、条件が良ければ木の合間から立山連峰を眺めることも可能だ。ホーム内の設備のため、鉄道を利用しない場合は、出札口で「入場券」を購入すれば展望デッキを利用できる。

 

雨晴駅では、先行して新型車両導入計画に伴うホームの嵩上げ工事が、展望デッキの整備工事と並行して行われた。写真は下り1番ホームで、右端が今までのホーム。嵩上げの高低差が見た目でもよくわかる。

‘26.4.12 氷見線 雨晴(6点共)

 富山湾に接し、目の前には雨晴海岸がある、富山県高岡市の氷見線の雨晴駅。

 このところSNSなどを視聴していると、立山連峰がクッキリ見える日は、特に氷見線の車内が鬼混雑し多くの利用客が雨晴駅で下車しているとの報告が伝わっている。

 このため、私は駅の再訪を尻込みしていたのだが、2025年12月に新型車両導入計画に伴うホームの嵩上げ工事と並行して、海側の上り2番ホームに、展望デッキが設けられていて、この取材を延々放置するわけにもいかず、意を決して、2026年4月12日の午前から現地を訪れてみた。

 現地の状況は、主に写真に添えるコメントで記すが、肌感覚でも利用客が多くなった感があり、NHK総合のドキュメント番組で雨晴海岸が取り上げられ、注目度が増したと考えているが、特に海外からの利用者も目立っている。駅だけでなく、近くの「道の駅 雨晴」や「義経岩」の観光スポットにも外国人の姿があり、さまざまな言語の会話が耳に届き、こちらのほうが異国に来たような感覚にもなる。

 撮影でレイル・ファンが立つような場所に、外国人がカメラ片手に列車の通過を待つ光景もみられ、SNSなどで発信されバズった写真が、雨晴海岸を知り訪れるきっかけとなったとも考えている。

 それでも、条件の良い日に富山県に訪れた際は、幸運を逃さず是非訪れたい場所であることは間違いない。

 人ごみが苦手な観光客もいると思うが、自家用車では以前から駐車場探しや「義経岩」へ渡る横断歩道の横断者待ちで、渋滞が頻繁に発生しているほか、既報の通り氷見線・城端線では新型車両導入計画があり、キハ40形の乗車も今後貴重な経験となるはずである。

 年間のうち青空と雲がほとんど被らない立山連峰が見られる機会は限られており、私のように尻込みしていると結局「行っておけばよかった」と後悔するかもしれない。

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P:宮島昌之

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