宮本康宏
居並ぶカカシから車両との最短距離はずいぶん離れてしまったが、引き続き開催されたことを喜びたい。主催者のかかしまつり保存会によれば、2022年に開催打ち切りになるところ、同会の努力により復活を果たしたとのこと。
小田急最後の白い電車、8000形と。背景は大山。
‘24.9.21 小田急電鉄小田原線 海老名~厚木(2点共)
2023年には引退迫るVSE50000形と阪神タイガース「トラッキー」の共演も実現。同年のプロ野球を征したタイガースだが、遡るとその前のリーグ制覇は2005年、奇しくもVSEデビュー年だった。
23.9.16 小田急電鉄小田原線 海老名~厚木
2002年の撮影から。新聞・テレビを賑わせた「タマちゃん」の後ろを行くブロンズのEXE30000形、こちらも今後注目を集めることになるか。
‘02.10.6 小田急電鉄小田原線 海老名~厚木
黄金に色づく田んぼに立つカカシの姿は、秋の風物詩である。2024年9月7~22日まで、神奈川県海老名市の中新田地区では恒例の「中新田かかしまつり」が開催され、世相を映した力作カカシが数多く展示された。これまでの展示会場が区画整理事業地区となった影響で、本年は東へ約200m場所を移して展示された。と、だけ表記すると鉄道と何の関係もなさそうだが、実は2023年まで会場だった水田の脇を小田急小田原線が通過し、車窓を彩るイベントでもあった。2008年に同区間が高架化される以前は、ロマンスカー等との共演も見られた場所である。新会場は距離がだいぶ離れたものの、車内からもその様子を窺うことができた。
■関連記事
◆【小田急】運休区間発生にともない快速急行伊勢原行きを運転
P:堀 裕一
事業者別
月別アーカイブ