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鉄道投稿情報局

あいの風とやま鉄道の413系AM03編成(とやま絵巻)が、しなの鉄道の屋代へ甲種輸送

JR貨物その他私鉄 2023.09.01

宮島昌之(石川県)

しなの鉄道の屋代へ向け甲種輸送中の413系AM03編成(とやま絵巻)。牽引機は黒井までEF510-505(青)だった。

「とやま絵巻」独特のラッピングの上に、赤い反射板を掛け走行。

‘23.8.31 あいの風とやま鉄道 東富山(2点共)

今春のダイヤ改正後は主に代走で活躍している413系AM05編成(青単色・北陸地域色)だが、ここ数日続けて413系運用の定期列車に使用されていたとのこと。

‘23.8.31 あいの風とやま鉄道 越中大門

 あいの風とやま鉄道で活躍する413系のうち、イベント兼用車のAM03編成(とやま絵巻)が、2023年8月31日に富山機関区所属のEF510-505の牽引で富山貨物駅を出発、日本海縦貫線を北上した。AM03編成に貼り付けてある「特殊貨物検査票」から、しなの鉄道しなの鉄道線の屋代駅に向かっているものとみられる。

 見たままの情報を整理すると輸送ルート及び牽引機は、富山貨物~直江津~黒井間は前記の通りEF510-505、黒井~直江津~屋代間(えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン・しなの鉄道北しなの線・信越本線経由)は高崎機関区のEH200-16の模様。

 413系AM03編成(とやま絵巻)が甲種輸送されている理由だが、これまで大規模な検査や修理を委託していたJR西日本の金沢総合車両所松任本所がまもなく閉所することが関係していると思われ、新たな委託先として、しなの鉄道しなの鉄道線の屋代駅に隣接し、しなの鉄道の115系の車両検査を担っている、屋代車両検査場で実施するのでは…と考えている。

 今回大規模な検査なのか?修理なのか?は不明だが、前回の大規模検査は2020年11月に終え松任本所を出場していて、まもなく3年が経過することから次の検査期日が近いとも考えられる。

 なお、同じ413系のAM05編成(青単色・北陸地域色)は、今春のダイヤ改正後も週に1回のペースで413系運用の定期列車に使用されており、AM05編成はAM03編成が休息する日に裏方・代走の役目を担っている模様。

 ところが先日よりAM05編成が連日413系運用の定期列車に使用されているとのことで、AM03編成(とやま絵巻)が本当に大規模な車両検査あるいは修理に入るのであれば、当面413系の定期列車はAM05編成が主役の座に返り咲き?!活躍することとなりそうだ。

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P:宮島昌之

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