小原 正裕(兵庫県)
塗装以外は登場時の姿を維持する1356F編成。
‘23.3.26 神戸電鉄三田線 岡場駅
神戸電鉄のデ1350形1356Fの4連は、登場以来現在もほぼ原形のまま活躍している。
デ1350形の4連は3編成あり、全車健在であるものの、詳細は3編成とも異なる点が興味深い。
デ1351Fはリニューアル車、デ1357Fはデビュー当時の塗装に戻ったリバイバル編成である。デ1356Fはデビュー当時にはデ1357Fと同様の塗装であったが、後に現行塗装となった経緯がある。
車内も室内照明のLED化以外はほぼ原形のままである。側面のKマークは同編成の三田方のデ1353に神戸電鉄の車両として初めて取り付けられ、5000系まで続いた。また、先頭車の前照灯はLED化された。
なお、写真は準急三田行きの運用に入った新開地方先頭のデ1356である。
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