宮島昌之(石川県)
津幡駅から森本駅へ向かう臨時列車「ビブリオトレイン」。
‘22.10.15 IRいしかわ鉄道 津幡~森本
森本駅の「1日駅長」による「出発式」の模様。430M普通列車の発車を見送った。
昨年3月に完工し供用を開始した森本駅東広場がイベント会場に使用された。
‘22.10.15 IRいしかわ鉄道 森本(2点共)
IRいしかわ鉄道では「鉄道の日」を記念して、2022年10月15日に森本駅で「秋の鉄道フェスタ2022」が開催され、多くの来場客で賑わった。 新型コロナ感染症拡大の影響で同イベントは3年ぶりの開催となり、会場は例年の津幡駅ではなく森本駅及び昨年整備が完工した森本駅東広場で行われた。
会場アクセスの臨時列車として金沢駅や津幡駅から「鉄道フェスタ号」が運転されたほか、石川県立図書館(愛称:百万石ビブリオバウム)の協力で臨時「ビブリオトレイン」が森本~津幡間で1往復(計2回)運転された。「ビブリオトレイン」には、石川県立図書館が所蔵する鉄道にまつわる絵本が車内に持ち込まれ、走行中の車内で自由に好きな絵本を読めたり、同館の司書による絵本の読み聞かせも行われた。車両は双方の臨時列車共に、521系IR03編成が使用された。
また、森本駅の「1日駅長」として委嘱した児童による「出発式」が、430M普通列車の発車に合わせ行われた。
この他には、駅高架の自由通路で石川県立図書館が所蔵する貴重な写真や資料を並べた「鉄道開業150周年記念」のパネル展示や、プラレールのジオラマ「プラレール広場」、駅東広場では鉄道グッズの販売や特急「サンダーバード」の運転士になりきり顔出し撮影パネル、キッチンカー、ステージイベントなどが行われた。
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P:宮島昌之
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