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鉄道投稿情報局

【阪急】残り3編成となった5300系8連の最古参、5304Fが快速急行京都河原町行きの運用に入る

大手私鉄 2022.10.07

小原 正裕(兵庫県)

8連から7連への短縮が進み、快速急行に充当される機会が減少している5300系。

この表示幕は京都線では3300系と5300系だけで、両系列とも8連が少なく(7連は快速急行の運用はない)、快速急行は1300系の運用が年々増えているため、この表示は貴重になりつつある。

‘22.10.6 阪急電鉄京都本線 大阪梅田(2点共)

 阪急京都線の5300系は今年でデビューから50年になるが、8連の編成は近年7連化が進み、2022年10月現在で写真の5304F、5313F、5317Fの3編成のみとなっている。

 そんな中、8連の最古参の5304Fが2022年10月6日は快速急行京都河原町行きの運用に入り、健在ぶりをアピールしている。快速急行は全列車が8連の運用であるが、8連ならどの編成でも入る。このため5300系の快速急行の運用は1300系の増備で近年減少傾向である。

 5304Fは2000年頃に車体更新を受け、大形表示幕を5304、京都方先頭車5405、現在は中間に入っている先頭車5305に設置、車内は木目化粧板の更新、ロングシートに袖仕切りの設置、LED式の情報案内装置の設置などが行われている。前照灯のLED化、冷房装置の取替などは近年の施行である。

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P:大庭裕和

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