石田圭一(大阪府)
阪神尼崎駅西側に留置されていた阪神1000系1207編成の神戸側3両。簡易運転台が見えていた。
‘22.9.22 阪神電気鉄道 尼崎
夜間に撮影した阪神1000系1207編成の神戸側3両。溶接痕が浮き上がり昼間とは違って見える。
‘22.9.21 阪神電気鉄道 尼崎
阪神尼崎駅西側の様子。6両に戻った阪神1000系1207編成(左)の横を、直通特急の山陽6000系が通過する。近鉄車は尼崎折返運用のため引上線に入線した直後。
‘22.9.24 阪神電気鉄道 尼崎
阪神尼崎駅西側に阪神1000系が分割されて留置されていた。確認したところ、留置されていたのは阪神1000系1207編成の神戸側3両で「Go!Go!灘五郷!」のラッピング編成である。
検査時に分割されることは知っていたが、実際に見たのは初めてだったので、見つけた2022年9月21日の夜と翌日の日中にカメラに収めておいた。夜間撮影では反射によってスポット溶接痕が浮き上がり、昼間とは違う雰囲気に見受けられた。
確認を兼ねて9月24日に阪神尼崎駅へ出かけたら、分割されていた阪神1000系1207編成は6両に戻って留置されていたので、近日定期運用に戻るのでは無いだろうか。
阪神尼崎駅は、阪神本線・なんば線の電車が島式ホーム4面6線を頻繁に行き来しており、特に西側では本線上の電車だけでなく、複線間にある3本の引上線で折り返しの運用をしているため、芸術的な線路配置を駆使して常に電車が動き回っている。
標識や信号機、架線柱が多いため撮影には不向きではあるが、阪神・近鉄・山陽の多種多様な電車が行き交うこともあり、見物であれば全く飽きの来ない場所である。
最近では、留置されていた「Go!Go!灘五郷!」の他にも、「阪神甲子園球場100周年記念」「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」「阪神電車×桃園メトロ連携記念ラッピング列車」、近鉄では「デボ1形復刻塗装」「志摩スペイン村」など多くのラッピング車もこの駅を通るので、トレインウォッチングされてはいかがだろうか。
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