松沼 猛(東京都)
1番列車の返しとなる「SL大樹2号」。編成は、先頭からC11 123+ヨ8634+オハフ15 1+オハテ12 2+スハフ14 1。
‘22.7.18 東武鉄道鬼怒川線 大桑〜大谷向
本日2往復目となる「SL大樹5号」。日章旗も誇らしげだ。
‘22.7.18 東武鉄道鬼怒川線 新高徳〜小佐越
2022年7月18日、東武鉄道では「SL大樹」用3両目のC11形として、123号機の営業運転を開始した。当日は下今市駅構内での記念セレモニーや出発式の後、「SL大樹1号」として下今市~鬼怒川温泉間を運行。その後、2号→5号→6号として2往復運行された。客車は展望車オハテ12形を含む3両編成で、DLの補機は付かなかった。
「SL大樹」は当初、JR北海道から借り出しているC11 207で運行を開始。その後、真岡鐵道からC11 325の譲渡を受け2両体制に。そしてこのC11 123は、日本鉄道保存協会を通じて静態保存機の譲渡を受けたもので、東武鉄道が主体となって動態化した初のケースとなった。元々本機は私鉄の江若鉄道が自社発注した国鉄C11同形機で、国鉄に在籍した履歴はなく、123というナンバーも今回初めて命名されたもの。通番ではなく一種の語呂合わせから来ている。
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