水島臨海鉄道「秋の交通安全週間啓発列車号」

正清雄也（岡山県）

企画列車の「マンホール号」（右）と顔を合わせた「秋の交通安全週間啓発列車号」。

‘21.9.25　水島臨海鉄道水島本線 弥生

旅客営業区間外を運転する最終日の「秋の交通安全週間啓発列車号」。

‘21.9.30　水島臨海鉄道水島本線 三菱自工前～倉敷貨物ターミナル

水島警察署管内の13の小学校の児童がデザインしたヘッドマーク。

‘21.9.23　水島臨海鉄道水島本線 倉敷市

　2021年9月21〜30日まで、水島臨海鉄道では水島警察署共同の初の企画列車、「秋の交通安全週間啓発列車号」が運転された。この企画は水島警察署管内の13の小学校に、交通安全協会が夏休み中の課題としてポスターの応募を呼びかけ、集まった58点の作品の中から最優秀賞と金賞に選ばれた作品が車内に掲載された。

　9月20日に車両基地がある倉敷貨物ターミナル駅で式典があり、最優秀賞、金賞の児童が車内用のポスターとヘッドマークを水島臨海鉄道に贈呈し、列車の中吊りポスターや列車用のヘッドマークとして取り付けられた。

　使用された車両はMRT306「ひまわり号」で、三菱自工前〜水島〜倉敷市間を、平日の朝夕の通勤時間帯に2両編成または1両編成で運転された。