小原正裕(兵庫県)
種別・行先表示のフルカラーLED化や、前面車番位置の変更などが確認できる。
‘21.7.27 阪急電鉄神戸本線 大阪梅田
阪急8000系のトップナンバーである8000F 8連は、昨2020年11月に踏切事故に遭い、その後正雀工場へ入場していたが、修復およびリニューアル工事を受け、2021年7月より神戸線の運用に復帰している。
同編成は入場までは「Classic8000」と称する登場時を模した装飾が施されていたが、それらは除去された上で、昨年リニューアル工事が施行された8008Fとほぼ同じ内容でのリニューアルを受けた。種別、行先表示器のフルカラーLED化、前面の車両番号標記の移設、車内の木目化粧板の取替、ロングシートの肘掛の増設、日除けを鎧戸からカーテンへの変更、32インチの情報案内装置の設置などが行われている。また、VVVF制御装置は1000系と同タイプのものに機器更新された。
ただし、パンタグラフはリニューアル前のまま下枠交差型となっている(8008Fはリニューアル前からシングルアームパンタを装備)。これで8000系のリニューアル車は8000F、8008F、2連の8042Fの3本となった。
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