瀧井翔一(東京都)
全線急行運転開始のヘッドマークを掲出した60000系61618編成。
‘20.3.25 東武鉄道野田線 春日部
クハ66618は、4年前の大宮~春日部間急行列車運転開始にもヘッドマークを掲出していたが、今回は柏側のクハ61618も前後同一デザインで掲出した。
‘20.3.25 東武鉄道野田線 春日部
東武野田線は、2020年3月14日にダイヤ改正を実施。特急アーバンパークライナーの柏駅乗り入れ開始、大宮~柏~船橋駅間の野田線全線において、急行運転が開始されたことが話題になった。
全線での急行運転開始を記念して、60000系61601編成と61618編成の2本にヘッドマークを掲出。61601編成はダイヤ改正当日から早速船橋発着の急行にも充当され、61618編成はそれより少し遅れた3月18日頃からヘッドマークを掲出して営業運転へ投入された。
このうち61618編成は、2016年3月26日のダイヤ改正当日限定で「大宮~春日部間 急行列車運転開始」の特製ヘッドマークを大宮側先頭車であるクハ66618のみ掲出した経験があり、今回のダイヤ改正分を含めて4年ぶり2度目の掲出となった。
また野田線においては、区間急行の運転も開始。停車駅は大宮・岩槻・春日部と、春日部から柏までは各駅に停車する。なお運転本数は急行より少なく、かつ大宮~柏駅間のみの運転となるので注意されたい。