笹田昌宏(滋賀県)
外観修復を完了したタッグローダーが日野駅前の展示場所に搬入された。今秋の公開まではブルーシートで保護される予定。
‘20.2.21. 近江鉄道本線 日野
滋賀県日野町では、3ヶ年にわたって「近江鉄道日野駅再生プロジェクト」を進めてきたが、最終年度を迎えて「小さな鉄道ミュージアム」の開設に向けた工事に着手した。日野駅前には、全国でも現存が確認されている唯一の存在となっている中善工業の「タッグローダー」が展示されることになっており、このほど搬入を完了し、引き続き上屋の設置工事が進められる。オープンは今秋の予定である。
なお、タッグローダー本体については、RM439号内拙稿『日本の保存車巡り』第11回にて取り上げているので、興味のある方はご参照願いたい。