藤原匡秀(東京都)
入換後、EF210-161〔新〕の推進で大宮駅貨物13番線に入線。
‘19.4.1 東北本線 大宮
検査標記の年月の記載、保安装置の変更、区所札が〔仙貨〕から〔門〕になったEH500-65。
‘19.4.1 東北本線 大宮
今年3月4日に転用改造施工先の東芝府中工場から出場し、翌5日に最終検査のため大宮車両所に再入場した元・仙台鉄道総合部所属のEH500-65が、4月1日に同車両所を出場した。牽引機は、新鶴見機関区所属のEF210-161が、大宮~東大宮(操)~大宮(操)~西浦和~新鶴見(信)間の経路を全区間担当した。
今回の出場に当たり同機は、検査標記の年月の記載(「31-3 大宮車」と記載)や、パンタ台碍子・引き通し線碍子に塩害対策(碍子を白からエメラルドグリーンに変更)などが施工されている。また、保安装置がATS-PF・PsおよびATC-Lから、ATS-DFに変更されており(ATS-SFは共通のため変更なし)、九州仕様のソフトウェアに変更されているとみられる。なお、区所札が〔仙貨〕から〔門〕に変更されているため、所属が仙台総合鉄道部から門司機関区へと変更になった模様である。今後は、新所属先の門司機関区へと無動力で輸送されるものと推測される。