藤原匡秀(東京都)
“山男”と”金太郎”の重連が専用入換動車(OM-2)に牽引され出場。
‘18.12.10 東北本線 大宮
JR貨物では、全般検査を終えた愛知機関区所属のEF64 1024と仙台総合鉄道部所属のEH500-20が12月10日、同時に大宮車両所を出場し、新鶴見機関区所属のEF65 2057の牽引で大宮~東大宮(操)~大宮(操)~西浦和~新鶴見(信)の経路で新鶴見機関区まで輸送された。両機の出場時の出で立ちは、EF64 1024〔愛〕は「国鉄色」に塗装変更、一方のEH500-20〔仙貨〕は第二全検に該当するため、全塗装が施工されて側面の「JRF」のロゴマークはなしとなった。
大宮車両所における出場機の異形式の同時出場は、今年8月22日の新鶴見機関区所属EF65 2091と仙台総合鉄道部所属EH500-16以来であり、EF64形とEH500形の同時出場は、特にEF64形が「国鉄色」に塗装変更されるようになってからは初めてである。なお、新鶴見機関区到着後の両機は解結され、それぞれの所属区所に向けて定期貨物列車の牽引機関車次位に連結されて無動力回送される見込みである。