片平宏之(宮城県)
今年の機関車展示では、DD200-901〔愛知〕がファンからの注目を浴びた。
‘18.9.30 東北本線 仙台貨物ターミナル
JR貨物東北支社では、9月30日に仙台貨物ターミナル駅の構内で「鉄道フェスティバル in 東北」と「JR貨物 ふれあい in 東北」を同時に開催した。フェスティバル内ではミニSL、ミニEH500の乗車体験や屋台による飲食ブース、NゲージとHOゲージの走行展示、鉄道パネルの展示、鉄道部品の販売、東北圏内の各鉄道会社のグッズおよび記念入場券や記念乗車券の販売がそれぞれ行われたほか、イベントステージでは獅子躍やJR東日本の東北吹奏楽団による演奏がお披露目された。
また、毎年恒例の機関車展示では、仙台総合鉄道部のEH500-78のほか、愛知機関区所属のDD200-901がヨ8753を連結してそれぞれ展示された。当初はDD200-901の牽引でヨ8753を使用した緩急車体験乗車も実施される予定であったが、台風接近による雨の影響で中止となったため、同型による初の緩急車体験乗車は実現しなかった。なお、DD200-901が同フェスティバルの機関車展示で公開されるのは今回が初ということもあり、生憎の雨模様ではあったものの、ファンからの注目を集めていた。