宮島昌之(石川県)
検査とリニューアル改造を終えたキハ120 354が返却回送された。‘18.8.21 IRいしかわ鉄道 東金沢―森本(公道より撮影)
改造期間中、大糸線では美祢線色のキハ120 22が代走。‘18.8.5 大糸線 根知
主に大糸線(糸魚川~南小谷間)で運用されている金沢総合車両所富山支所所属のキハ120 354が、後藤総合車両所での検査およびリニューアル改造を終え出場した。
富山支所への返却輸送は8月18日から21日にかけて行われ、米子~宮原(操)間は網干総合車両所宮原支所所属のDD51 1192、宮原(操)~敦賀間は敦賀地域鉄道部敦賀運転センターのEF81 44がそれぞれ牽引したほか、最後の敦賀~富山支所間は自走で回送された。 キハ120 354は大糸線向けのキハ120形では初めてとなるリニューアル改造車である。
なお、JR西日本管内の大糸線では、夏の多客期対応で日中でも増結による2輌編成の運用が行われているが、キハ120 354の長期間離脱による車輌不足を補うためか、今年7月上旬より普段高山本線を走る金沢総合車両所富山支所所属のキハ120 22(美祢線色)が応援に駆け付けていた。
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