冨吉郷太(鹿児島県)
春霞の空の下、7501号を前に行われたテープカット。
‘17.3.30 鹿児島市交通局 神田車庫
3月30日、鹿児島市交通局の7500形2輌が営業運転を開始した。この車輌は7000形以来9年ぶりの新製車で、同局の低床電車としては3代目となる。
この車輌には世界最小クラスのモーターを搭載した平行ガルダン駆動の超低床台車が採用されており、座席レイアウトを改めることによって初代低床車1000形から13名の定員拡大(68名)を実現したとのことである。
なお、営業運転開始当日の午前は、神田車庫にて「新型電車運行開始式」が開催され、テープカットののち7501号による試乗会が実施された。
7501号は2系統鹿児島駅前13:05発(郡元行き)から、7502号は1系統谷山13:00発(鹿児島駅前行き:ともに特別運用)から営業運転に就き、4月1日以降は7500形固定の運用が設定された上で運行される予定である。