宮島昌之(石川県)
福井駅へ伸びる通称「ヒゲ線」を走行するF1004号。‘16.12.31 福井鉄道福武線 市役所前―福井駅
地元紙を通じ「廃車の方針」が報じられた610形。後方には動向が注目される200形203号の姿も(ホームから撮影)。‘16.12.31 福井鉄道福武線 北府
福井鉄道福武線で活躍する新型低床車輌のF1000形”フクラム(FUKURAM)”であるが、このたびF1004号が新たに導入され、2016年12月29日より運行を開始した。外装のイメージカラーは「さくら色」で、地元各社報道によれば「人と人をつないでいく優しさや愛情」が表現されているとのことである。
同車は既存車輌と同様に新潟トランシスで製造され、陸送により12月22日に北府駅隣接の検車庫へ搬入されていて、これにより同社が導入を予定していた4編成が全て揃ったことになる。
喜ばしい話題の一方、かつて名古屋市交通局の地下鉄で活躍した経歴を持つ大型車の610形が、「玉突き」の流れで廃車される方針であることが、地元地方紙の日刊県民福井(中日新聞・福井)や福井経済新聞のウェブサイトを通じ報じられた。
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