見学 智(大阪府)
冬晴れの陽をあびて、4連化されたHK603編成が軽快に走り去る。
‘16.12.18 阪和線 和泉橋本―東佐野
引退が迫り、廃車や疎開留置が続く吹田総合車両所日根野支所の103系に新たな動きがあった。元森ノ宮区KM2で混色編成として名を馳せたHK603編成が4連化され、12月16日のA42運用から4連組の運用に入った。
同編成は225系2次車5100番代の投入以降、鳳で展示車さながらに疎開留置されていたが、12月14日の午後に営業運用に復帰、翌15日に日根野支所に帰着後2・3号車を外して4連化、16日から4連組の運用に充当された。
世代交代の過渡期であり、今後の動向が注目される。