宮島昌之(石川県)
加賀犀川橋梁上に停車するW7系W1編成。河川敷に組んだ足場(写真右下)から新幹線および橋梁全体がライトアップされている。‘16.3.12 北陸新幹線 金沢―白山総合車両所(犀川河川敷より撮影)
北陸新幹線の長野~金沢間が2015年3月14日に開業してから、1周年を迎えた。これを記念して、2016年3月12日の夕刻、新幹線の車内から記念の花火が鑑賞できる「花火プロジェクト」特別列車が運転された。
この列車は普段は乗車できない金沢―白山総合車両所間で1往復運転され、車輌はW7系W1編成が使用された模様である。
当日は金沢駅の13・14番ホーム(白山総合車両所方)で来賓臨席のもと出発式が執り行われたあと、事前の抽選で招待された65組約200名が特別列車に乗車し、花火会場へ向け発車した。
花火の打ち上げは、金沢市内を流れる犀川(さいがわ)に架かる北陸新幹線「加賀犀川橋梁」横の河川敷で18時10分過ぎ頃より始まり、ほどなく特別列車が同橋梁に到着、約7分間ほど停車している間、招待客は車窓から北陸新幹線にちなんだ創作花火などを鑑賞した。犀川を挟む両側の河川敷には、報道陣や地上からの見物客など撮影に配慮するためか、それぞれ高所の足場を組みスポットライトが並べられ、新幹線(橋梁全体)をライトアップする粋な演出もなされた。
なお、富山県エリアでも同日の夜、富岩運河環水公園内で記念の花火が打ち上げられている。
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