大下秀幸(山口県)
〈全線運転再開一周年〉のヘッドマークを掲出して運転された〈SLやまぐち号〉。
‘15.8.23 山口線 長門峡―渡川
山口線の新山口~津和野間を走る〈SLやまぐち号〉は8月23日、山口線が豪雨災害後の全線運転再開からちょうど1周年を迎えたことを記念する特別なヘッドマークを掲げて運転された。ヘッドマークは黒色が基調で通常のもの同様に山口県鳥「ナベヅル」の絵をあしらい、「全線運転再開一周年」と記されていた。牽引機のC57形1号機は車体両側面と炭水車の白線、煙突の金帯が無い真っ黒の装いで、黒を基調としたヘッドマークと調和していつもの〈SLやまぐち号〉と異なるシックな雰囲気を醸し出していた。