宮島昌之(石川県)
GWに合わせ「のと里山里海号」(NT300形)がデビュー。観光専用列車としては「のと恋路号」(NT800形)やお座敷車両(NT127他)以来となる。
‘15.4.29 のと鉄道七尾線 西岸―能登中島
アテンダントによる沿線案内や、海側(七尾湾)に向いた座席があるのも特徴。(許可を得て撮影)
‘15.4.29 のと鉄道七尾線 西岸―能登鹿島
オユ10 2565や〈のと里山里海号〉といっしょに記念撮影を楽しむ光景も見られた。
‘15.4.29 のと鉄道七尾線 能登中島
のと鉄道七尾線では、4月29日(水・祝)より観光列車〈のと里山里海号〉(NT300形)の運行を開始した。初日は七尾~穴水間を片道あたり約70分でゆっくり走行する「ゆったりコース」として運転され、七尾駅では一番列車となる〈のと里山里海1号〉の発車に合わせ、石川県知事や能登地方各自治体の首長臨席のもと、出発式が執り行われた。途中の能登中島駅では、ボランティアの案内による鉄道郵便車オユ10 2565の車内見学や、能登の特産品販売も行われた。
既報の通り、「ゆったりコース」は土・日・祝日を中心に運転され、一部は「スイーツプラン」(1号と4号)や「ほろ酔いプラン」(土曜日の5号)のオプション付き列車として運転されるほか、基本水曜日を除く平日には、一部の普通列車にNT300形1輌を増結し気軽に利用できる、「カジュアルコース」も運転される。